ハノーファー・フラッシュレポート

住岡梓

· joinの記録

 イメ・ツェントラム&イメビジョン2017

会期:2017年9年28日—10月7日

展示:住岡梓

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ドイツのハノーファー専科大学(FachhochschuleHannover)に留学中の住岡梓(広島市立大学大学院芸術学研究科視覚造形研究室在籍)が、現地のプロジェクト「IHMEVISION イメビジョン」に参加することになった。このパネル展示は、その様子を速報として展示するものである。

イメビジョンは、ハノーファー市内に流れるイメ川沿いに建つイメ・ツェントラム Ihme-Zentrum という課題を抱えた複合施設建築に新しいイメージを与えることを目的としたイベントである。イベントの運営には、広島市立大学との国際交流事業に参加しているエスター・マリー・クルーガー氏も携わっており、今回、住岡がイメビジョンに参加する機会と多大な助力をいただいた。

イメ・ツェントラムは、1960 年代に建設されたが、現在は経済的な問題等によって地域の活力の低下、イメージの悪化が問題となっており、様々な相違点はあるものの、基町住宅地区の抱える諸課題を考え、また、アートやデザインでどのようにそうした諸課題に臨むのかを考える上で、比較検討対象の良例である。今回の展示は、スナップ写真を主としたものであり、あくまで速報としての位置付けであるが、住岡が留学前には基町プロジェクトや基町住宅地区に関わってきた経緯があることなどから、基町プロジェクトとしては、今後の展開を期待するところである。

なお、クルーガー氏は、2017 年に、広島市立大学でのハノーファー専科大学教員によるワークショップに際して来広し、基町プロジェクトの視察を行なっている。    

 

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