• これからの計画

  • 基町プロジェクトの基本コンセプトにおける「これからの計画」について

    基町プロジェクトの「基本コンセプト」は、公営住宅にかかる規制に関して、広島市が国など関係機関と折衝して条件が整うことを待つ必要があるものや、財源が確保できないと実施できないものなどを含め、創造的な文化芸術活動や地域交流を通じた基町住宅地区の活性化を図っていくための方向性や基本コンセプトを取りまとめたものです。この基本コンセプトでは、2020年と2045年を取組の長期的な節目として考え、実現を目指そうとする取組を掲げています。

  • 2020年を目指して

    創造の場

    アーティスト・イン・レジデンスの整備

    クリエイターの滞在制作

    アーティスト・イン・レジデンスの実施:アーティストやクリエーター等が、 基町住宅地区に滞在し作品を制作し、最後に作品展示を行う。クリエーター などによる、ワークショップなど地域還元をセットに行う。

     

    現在の取組状況

    • 一般的なアーティスト・イン・レジデンスというスタイルではありませんが、基町アパートに入居しながら地域活動・地域活性化に取り組む学生や若年世帯向けの入居者募集が、広島市の取組として始まっています。
    • 広島市立大学芸術学部の学生や留学生を始めとした、若いクリエイターに制作の機会を提供しています。

     

    商店街に創造交流拠点の設置・活用

     

    現在の取組状況

    • すでにM98を始めとして、M98<make>、M98<eat>、M98<join>、M98<display>などの拠点が設置され、活用が始まっています。それらの大部分はスタッフが自ら行なっています。

    商店街に創造交流拠点の設置・活用

    作品展の開催

     

    現在の取組状況

    • 商店街のこれまで休眠していた空間(空き店舗、ショーウィンドウ、人工地盤など)で様々な展示を行なっています。

    交流イベントの開催。

     

    現在の取組状況

    • 気軽に参加できるトークイベントや、食のイベント、基町のツアー、モバイルカフェ(もとまちカフェ)など、様々な交流イベントを行なっています。

    学びの場

    大学・学校間の連携・交流

    授業・実習での実施体制の整備

    国内外他都市の大学との交流連携

    (例)地域交流を通じて、地域課題に取組むプロジェクトを実施。展示など外部にも開かれた成果発表を行う。

     

    現在の取組状況

    • 「もとまちカフェ」では、広島市立大学と広島修道大学の学生が、地域の内外交流を生み出す様々な企画を実施しています。
    • 広島の姉妹都市ハノーファー(ドイツ)には、基町高層アパートと似た複合ビル「イメ・ツェントラム」があります。このビルにおいても様々な地域課題があり、それらの解決に取り組む活動している方々がいらっしゃいます。今後こうした、基町と似た課題に取り組む他大学との交流などを検討していきます。

    修学旅行生の呼び込み

    (例)復興の歴史を伝える基町の紹介(平和記念公園とセットとして成立するプログラムの整備)。

     

    現在の取組状況

    • 平和記念公園や中央公園、基町住宅地区を巡るツアー案を、授業の一環として実施することを企画しています。

    地域の人材育成

    プロジェクトに参加いただける方の増加

    Mトーク(地域住民や専門家などを交えたトークイベント)の実施。

     

    現在の取組状況

    • トークイベントのシリーズ名を、「オープンミーティング」、「土曜日の先生」と変えながら、初年度より継続しています。

    意見交換会(地域住民とプロジェクトスタッフの意見交換会)の実施。

     

    現在の取組状況

    • 毎年年末に「年末報告会」を開催し、プロジェクトの取組について報告することに加え、地域住民と意見交換を行なっています。

    地域のイベントへの参加を通じた交流(スタッフや学生)。

     

    現在の取組状況

    • 慰霊祭、敬老会、体育大会など地域のイベントに参加・協力しています。

    交流の場

    来訪者の呼び込み

    学びの場/創造の場から

    得られる成果を発信

    復興の歴史を伝える基町の紹介。

     

    現在の取組状況

    • 地域の方や、以前基町に住んでいらっしゃった方々から、基町の古い写真を提供いただき「基町、昔の写真」展を、毎年夏に開催しています。
    • 写真展の関連企画として、写真に映された基町の各所を巡るツアーを行なっています。
    • 広島の復興の総仕上げとも言われる基町地区再開発事業、その基町高層アパート見学ツアーを行なっています。

    若者を中心とする創造的文化芸術活動の発信。

     

    現在の取組状況

    • M98<join>やモトマチ・アートウィンドウを会場に、年間を通じて作品展示などを開催しています。

    周辺環境の整備

    外来駐車場の整備。

    2045年を目指して

    若者が創造し、働く基町

    都心部における、新しく創造的な文化発信拠点を形成し、広島市内外の各施設等と連携する。

     

    創造的な文化芸術活動を支援する環境を整え、若者らが活動しやすい環境を整備する。

     

    商店街などを活用し、若者が仕事(特に創造的な文化芸術活動)を行うことで、収入を得ることができる環境をつくる。

    若者が集い、学ぶ基町

    広島の各大学が連携し、様々な実践的学びの拠点を形成する。恒常的に若者が出入りすることで、にぎわいが醸成される。

     

    広島の戦後復興以降の営為を、体験的に伝える拠点整備。

     

    基町住宅地区の諸課題に取組むことを通じ、学生を主な対象とする教育学習を行い、多様な若者が多く集まり交流する拠点を形成。

    若者が住む・滞在する基町

    学生・若年世帯にも魅力のあるアパートの運営。

     

    ホテルの運営:コルビュジエのユニテ・ダビタシオン(マルセイユ)の事例でアパートのホテル活用がある。